皮膚にいる良い細菌の邪魔をしない

わきが対策の基本中の基本、

脇の下を清潔に保つ

これは当たり前ですね。

でも、過ぎたるは及ばざるがごとしではありませんが、清潔に保とうとして脇の下を洗いすぎにはちょっとご注意ください!というお話です。
(脇の下だけじゃなく、体全体に通じます。)

別に脇の下を不潔にしておいてもいいですよ、ということではないので、勘違いしないで下さい。
(まあそんな勘違いする人はいませんよね・・・)

日本人は、潔癖症とまでいかないまでも、すごく清潔好きの人が多いと思います。
(なにせ世界一清潔好きの人種と言われているくらいなので)

だから、すごくマメにお風呂に入るし、お風呂に入っても、すごーく念入りに体を洗う人って多いと思うんですよ。

でも、そうやって、念入りに体を洗ってもニオイに対する効果がイマイチという人はもしかしたら洗いすぎになっているかもしれません。

なぜ洗いすぎが体臭に良くないかと言えば、洗いすぎが皮膚(厳密に言えば皮膚に住みつくいい細菌)にタメージを与えるからです。

このことが、なぜ体臭に悪影響を及ぼすかについては、まず皮膚と細菌、体臭の関係について理解しておく必要があります。

皮膚にはものすごい数の細菌がくっついていますが、その細菌はいい細菌と悪い細菌に分けられます。

細菌って悪い方ばっかりイメージしちゃうかもしれませんが、人の体に必要不可欠な役割を果たすいい細菌もたくさんいます。

皮膚でいい細菌は「表皮ブドウ球菌」と呼ばれるやつで、健康な皮膚状態を保つにはこの細菌の働きがとても重要になります。

健康的な皮膚というのは、しっとりつややかで、いい臭いを発するものですが、それはこの「表皮ブドウ球菌」が皮脂や汗を食べて、皮膚を酸性に保ってくれて、いい香りの元になる脂肪酸をつくってくれるおかげなんです。

一方の悪い細菌は「黄色ブドウ球菌」とか「真菌」なんかですが、こっちは悪臭の元になる脂肪酸、アンモニアなんかを生み出します。

良い方の「表皮ブドウ球菌」が元気に活躍している場合には、皮膚が酸性に保たれているので、アルカリ性を好む悪い細菌の繁殖を防いだり、悪い細菌の皮膚への侵入を防ぐバリアをはってくれたりしてくれていますが、人のある行為が「表皮ブドウ球菌」の活動を邪魔しているんですね。

その行為とは

「体を洗う」
っていう多くの人が日常的にやってる行為です。

体を洗うという行為は、皮膚の表面にいる「表皮ブドウ球菌」を洗い流すことと同じ。

シャワーで洗い流すだけで、8割方「表皮ブドウ球菌」がなくなってしまうみたい。

シャワーで洗い流すだけで、そんな多くの「表皮ブドウ球菌」がいなくなってしまうのに、体をタオルを使ってゴシゴシ洗ったら、どんな結果になるのでしょうか?

99%くらい「表皮ブドウ球菌」がいなくなってしまう恐れがあります。

「表皮ブドウ球菌」は少なくなっても、すぐに繁殖して元通りにしようと頑張りますが、さすがに99%も減ってしまっては、回復がとても大変になります。

その回復が遅れている中で、悪い細菌たちが皮膚で幅をきかせるようになるといろいろなニオイの元になるアンモリアとか硫化水素なんかをどんどん発生させて、お肌にうるおいがなくなるのはもちろん、悪臭を放つようになってしまうことになります。

ここまで、皮膚全体の話をしてきましたが、これは脇の下でも同じこと。

脇の下をゴシゴシ洗いすぎると同じ現象が起きて、悪臭の元になるのです。

清潔に保つために体を洗うこと自体は必要なんだけど、洗いすぎには気を付けた方がいいのはおわかりいただけたでしょうか?

それじゃあどうやって体を洗えばいいの?っていうことになると思いますが、まずタオルを使う必要はないというのが管理人の意見です。

洗顔方法でよく言われていますが、よく泡立てて、泡のチカラで洗うのがいいんじゃないかなと思います。

それから、石鹸については、重層石鹸やみょうばん石鹸なんかがいいらしいですが、管理人は使ったことがないです。

いずれにしても、お肌と体臭のためにくれぐれもゴシゴシ洗いはやめましょう。

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