わきが臭の個人差って？ | わきが対策委員会

わきがのニオイに個人差はあるのか？

もちろん、わきがの臭いにも個人差はあります。

ただし、その違いは多くの場合には感じられないと思います。

わきがではない通常の汗臭さとわきがの臭いは明確に区別できる人が多いと思います（それも区別できない人もいますが）が、わきがの個人差となるとなかなか区別できませんし、現代人にとっては区別する必要性もないでしょう。（臭いニオイであるとの共通認識がある中、あえて個人差を識別する必要は全くなし。）

わきがは大昔には、フェロモンとして機能していたという説があるように、わきがの中でも個人差があって、それがオスとメスを引きつける役割やなわばりとしてのマーキングの役割を果たしていたのかもしれませんが、現代人にとってはまったく不要なニオイとしてしか認識されない現状では、わきがの個人差はまったく意味をなさなくなっていますが、厳密に言えば個人差があることは事実です。

それに嗅覚も退化してきているので、個人差がわからなくて当然です。

わきがは、アポクリン汗腺から出る分泌物に、体の常在細菌が作用して、発酵食品のようにニオイを発生させるため、アポクリン汗腺からの分泌物や常在細菌が人によって異なっていれば、発生するわきがも異なってくるのは自明の理ですが、分泌物も細菌も人によって微妙に違っていることがわかっています。

したがって、わきがのニオイも違うというわけです。

自分の場合、女性と男性ではわきがのニオイが異なっていると感じています。
（わきがだけのニオイではなく、その他のニオイが混ざり合うからかもしれません。）

汗臭さも男性・女性でまったく異なり、特に男性の汗臭さといったら、わきが以上に勘弁してほしい時がありますが、わきがも男女差があると感じています。

ただ、それ以上の個人差についてはよくわかりません。

ワインやウイスキーのように香りの個性を楽しむならいいのですが、もしわきがの個人差を識別できてもさっぱり嬉しくないですよね。